一人ゴルフの楽しみ方 – 心構えとマナーの実際

あまりにも天気が良いので一人予約サイトを利用してゴルフに行ってきました。私はゴルフがもともと孤独なスポーツだと思っています。仲間内でワイワイとにぎやかにプレーすることも好きですが、比較的静かに自然を感じながらプレーすることも大好きです。だから一人で予約して見ず知らずの人とプレーすることに何の抵抗感もなく、よく一人予約サイトを利用します。一度も利用したことの無い人には少し敷居が高いかも知れませんので利用時の実際をまとめました。

一人ゴルフ予約サイト

私が利用しているのは楽天GORAとValue Golfの2つの予約サイトです。両サイトともプレー日時、場所、価格帯などを指定すると予約可能なプレー枠の一覧が検索されます。そして既に予約者がいる場合は、予約者のプロフィールを閲覧できます。一人予約の参加回数、大体の腕前、年齢、性別、意気込みなどです。
私が知る限り、腕前は平均スコアー90代が圧倒的に多く、次に100代が少しです。平均スコアー80代と記載している人はほとんどいません。実際に何度かプレーして、本当に上手な人は一握りです。100ぐらいのスコアーで回れる人ならば、周りに気配りができれば特に気後れすることもなく楽しめると思います。
年代は60歳代と50歳代が中心です。意気込みは大多数の方がエンジョイ目的のようです。女性を優遇しているゴルフ場で既に女性が予約している場合もあります。一人予約する女性ですからまずまずの腕前の人が多いようで、自分の世界でゴルフをされていますので予約時に特に性別を気にかけることも無いと思います。

初めて参加する人やゴルフ経験の浅い人は、同レベルの人との方がプレーしやすいと思いがちですが、私は逆に平均スコアー90代の、そこそこ上手な人と回ることをお勧めします。というのはパートナーがバタバタすると収拾がつかず自分のゴルフまで影響されてしまいますが、パートナーがしっかりしていると、仮に自分のボールを見失ってもパートナーがしっかりと確認してくれます。経験の浅い方は上手な人を上手く利用する方が良いですね。ただし平均スコアが80代の方が3人いる組は避けた方が良いかも知れません。彼らは時に“そこまで真剣にやるの??”ということもあります。また常に4番バッターだと疲れます。

楽天GORAとValue GolfではValue Golfの方が予約できるゴルフ場の件数も多いようですが、予約方法や使い勝手はほとんど同じです。これら2つのサイトの他にPGMやアコーディアの公式サイトでも系列のゴルフ場の一人予約を受け付けています。

プレー前の挨拶と1番ホールのティーショット

さて、パートナーとはゴルフカートの場所で初めて会います。そしてお互い名前を言って挨拶を交わします。予約時に記載した意気込みを話すような自己紹介はありません。1番ホールのティーショット待ちの時間は、「このコースは初めてでよくわかりませんのでよろしく」とか「絶好のゴルフ日和ですね」」等簡単な会話でつなぎます。この場面では各自が自分のティーショットに集中していてほとんど会話はありません。そして最初のティーショット。さっき初めて知り合った人の前での最初のショットですから緊張しますが、逆にこの緊張を利用しつつ自分の世界に没頭して気持ちよく力まないことを心がけます。このショットがOBだとパートナーから「こいつと一日一緒で大丈夫か??」という心の声が聞こえてきそうになるので、ここだけは心してかかる方が良いかも知れません。もしティーショットを失敗したら、クラブを2~3本持って走ってボールを探しに行くなどきびきびとした行動で印象を悪くすることを避けてください。

最初の数ホール

お互い初めて同士なので、余程の場合を除いて最初の1~2ホールは静かです。相手に気を遣っているとも言えますが、相手を値踏みしている方が正解かも知れません。ドライバーショットの飛距離やアイアンの精度、それに寄せショットの慣れ等から、相手が自分より上手いかどうかを見極めます。そしてお互いのレベルが見えてきた頃からすこしずつ会話が始まります。またこのころから人間性も見えてきます。パーを取って明らかにハイテンションになる人、逆に最初の数ホールで躓いて「こんなはずじゃない」と無口になってしまう人、そして自分の世界に没頭して何が何でもスコアー90切りを目指す人もいます。でも一番厄介なのは、やたらにうるさくて、大声でしゃべり始める人かもしれません。本当に上手な人はプレーにも余裕があり、周りのことにも気遣いができています。このような人が二人いるとプレーが引き締まり、全員のスコアが良くなる傾向があります。

1ラウンド約5時間一緒にいればその人の人間性がわかるとよく言われますが、自分より先輩のリタイヤした方々の色々な面が見ることもでき、今後の自分に参考にもなるし、またそれが反面教師としての勉強にもなります。ゴルフはプレーを楽しみながら人間観察をする場でもあります。話は逸れますが、独身のカップルでゴルフが共通の趣味なら是非結婚前にラウンドすべきです。向こう見ずな性格か、石橋を叩く性格か、短気で頭に血が上る質か、冷静に状況判断できる人間かよくわかることと思います。5時間で人間性の診断ができます。

組み合わせプレーでの会話

さて組み合わせプレーではどのような話をするのか?ホールを進めるごとにお互いに慣れては来ますが、やはり今朝知り合った同士ですから、ややこしい話題はまずありません。私はだいたいプロトーナメントの話が多いです。今朝の松山(PGAは早朝から見れます)はどうだったとか、昨日の最終ホールの石川遼がどうだったとか。最近は男子プロの試合が少ないので女子プロの話もしますが、ゴルフ好きのおっさっん達には比較的ウケる話題です。あとは時事の面白いネタなど他愛のないことが多いです。

昼食時の会話

お昼時になると、さすがにお互いの人となりが一通りわかるので少々プライベートな話になります。「どちらからいらしたのですか?」や「仕事は?」などから始まり、お互いの共通点、例えば同じ方角から来ていれば、道路の話などに発展していきます。ただ自分から話出さない限り、あまり深い話にはなりません。これはケースバイケースです。自分の経験では昼食時の会話が弾み、共通の友人がいることがわかったこともありました。また自分と同レベルのゴルファーから今度も度一緒にいかがですか、という誘いもありました。私は前日に天気と相談して気ままにゴルフ予約しているので、今度もご一緒にと言われるとありがたいのですが、反面面倒でもあり結局当たり障りのない返事でお茶を濁していますが。

最低なゴルファー

私は誰とでもゴルフができる性格なので、上手な人とも、初心者とも、年配とも気持ちよくゴルフができてきたのですが、予想もしないトラブルに遭遇してしまいました。

先日の一人ゴルフの事です。私を含めて60代が3名、70代が1名です。腕前は皆アベレージゴルファーです。最初の数ホールはお互いに気を使って静かなゴルフでした。そして少しずつ打ち解け始めると60代の一人がやたらにお喋りを始めました。そうこうするうちに70代が缶ビールを飲み始めました。屋外なのでプレーが始まってからは全員マスクを着けていません。コロナ禍でソーシャルディアスタンスに気を付ける必要があるのに嫌だなと思っていた矢先、70代が私のキャディバッグからアイアンを抜き出して触りながらアイアンの論評を始めました。今はゴルフ場の係員でさえクラブに手を触れて手入れをすることはありません。さすがに私は、「こういうご時世だから、人のクラブを勝手に触ったり、カート内での大声での会話は慎みましょう」と注意を促したのですが、これが問題の始まりです。60代の一人は元々私と同じ考えでしたので同意。そしてお喋りの60代も納得してもらえたのですが、70代は、「だったら一人ゴルフに来るな」と逆ギレ。その後は口を利かないと宣言して険悪なムードになってしまいました。昼食時は一人で別テーブル、そして午後は自分の打順が済むと他の人は関係ないとの態度でカートに乗り込む。もちろん一切カートの運転もしませんでした。残り3人は、自分たちが悪いわけでは無いのに大変気まずい思いでプレーを続けなければなりませんでした。最低な経験です。こんなこともあるのかと驚くばかりでした。

皆さん、組み合わせゴルフはパートナーを第一に考えてくださいね。それさえ守れば楽しい一日になります。

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Posted by Sorato