車のヘッドライトを磨いてみました

このブログのサブタイトルにあるように、私は下手の横好きです。これは趣味に限ったことではなく、興味が湧けばすぐになんでもやってみるということで、もちろん色々なDIYにも手を出しています。昨日は車のヘッドライト磨きに挑戦しました。

私の車の車検切れが間近いので、先日近所の整備工場に見積もり依頼を頼んだ時の事です。エンジンオイルの交換やブレーキオイルの汚れなどの指摘とともに、「ヘッドライトの光量が少なすぎてこのままでは車検が通りませんよ」と言われてしまいました。実際、最近は夜に運転するとライトが暗いと感じており、またヘッドライトも黄ばんでいましたが、経年劣化によりヘッドライトそのものが傷んでいて交換する他には手がないと思っていました。交換となると相当高くつくなと思いながら、「いくらですか」と聞いたところ、部品交換ではなく手で磨くから8000円ぐらいとのこと。よく内容を聞いてみると、ヘッドライト本体が傷んでいるわけではなく、ヘッドライトカバーの外側表面が紫外線や汚れにより黄ばんでいるので、それをペーパーやコンパウンドで磨くらしい。よし、これなら自分でできそうだ、ということでやってみました。

まずは準備

まずネットで情報収集です。「車 ヘッドライト 磨き」と検索すると沢山ヒットします。そのうちいくつかの記事を読んで作業の概略をつかみ、次のような工程になることがわかりました。

  1. ヘッドライトの水洗浄
  2. マスキングテープによる周辺の保護
  3. 耐水ペーパー1000番、1500番、2000番での研磨
  4. コンパウンドでの磨き
  5. コーテイング

準備するものは、マスキングテープ、耐水ペーパー、コンパウンド、コーテイング剤、研磨用スポンジ、マイクロファイバークロス。作業時間は片目で90分程度とのこと。

私が色々なDIYに挑戦する時は、まずネットで情報収集しますが、いくつかの記事を読んだ後で自分なりの作業工程をしっかりと作ってから始めます。というのはプロの職人が書いている記事と素人の”やってみました”的な記事では準備する道具が大きく異なるからです。もちろんプロのやり方が良いに決まってますが、その通りに行おうとすると準備するものが本格的になり、結局その道具を揃えるのにとんでもなく費用が掛かってしまうことがあります。何度も同じ作業をするわけでは無いので、代用できるものはできるだけ代用することとしてコストを抑えて自分なりの作業工程を決めてから作業に取り掛かります。

今回は磨くだけですから、特に高価な道具を購入することもなく作業に移れました。

作業前のヘッドライトです。両目とも白く曇っているのがわかると思います。

水洗いとマスキング作業

水洗いとマスキング作業は磨きに入る前の準備作業です。マスキングテープは以前から家にある普通のマスキングテープを使いました。全体をマスクする前に粘着ノリが残らないか試す方が良いです。作業の30分~1時間程度マスキングテープを張ったまま太陽に晒すと予想以上に粘着ノリが残ります。特に100円ショップのマスキングテープは注意が必要です。逆に100円ショップで買った古いマスキングテープは適度に粘着ノリが落ちていて剝がれやすいという場合もありますが…。

水洗いは誇りを取り除く程度で十分と思います。次の作業で研磨しますのでいずれ汚れます。

マスキングが終わった後の状態です。。

耐水ペーパーによる研磨

ヘッドカバーの黄ばみを落とすのは、このペーパーでの研磨です。それも1000番程度の比較的粗い番手での研磨です。ペーパーで研磨するということは、ヘッドカバーの表面に傷をつけてゆくことですから最初は少しためらいもありますが、そこは確実に元の状態よりキレイになることを信じて思い切って擦るだけです。

磨き始めるとすぐにパーパーを濡らした水が黄ばんできます。これはヘッドカバーの黄ばみが削り落ちている証拠です。黄ばみが溜まると一度水で洗い流してから、再度ペーパー掛けをします。2回ほど繰り返すと削り水の黄ばみが無くなります。こうなれば終了です。5~10分程度で十分綺麗になります。といってもカバー表面はすりガラス状態で白く濁ったままです。本当に元通りに戻るか一番不安な時です。

1000番で研磨を終えた状態です。スリガラスみたいですね。

ネット情報では次に1500番を使い、2000番へと進めるように書いてありますが、私は手元に1500番が無かったので、次は2000番で研磨しました。1000番で付けた大きな傷を少しずつ小さくする目的で番手を上げてゆくのですが、最終的に2000番で綺麗に傷が揃えば良いので1500番の工程を飛ばしても問題ないと思います。この工程も全体的に一度研磨を終えたら水洗いして、再度ペーパー掛けをしました。10分程度で十分に綺麗になります。どこまで綺麗にするかはその人次第です。でも一通り黄ばみが取れてしまったら敢えて余分なカバー表面を削ることもないでしょう。水洗いして全体が滑らかになっていれば、細かいことを言わずにOKです。

2000番で研磨を終えた状態です。スリガラスの曇りが少し薄くなったように見えます。

コンパウンドでの磨き

さて、次の工程はコンパウンドでの磨き作業です。以前車体の擦り傷の補修用に買ったコンパウンドセットがあったので、それを使いました。

コンパウンドは細目、中細、極細の3種類の粗さがセットになったものです。

もちろん最初は最も粗い細目から始めます。研磨用スポンジで磨き、最後はマイクロファイバークロスで仕上げるのが良さそうですが、私は両方とも持ち合わせていなかったので、ライトカバーに適量のコンパウンドを塗り付けてボロ布で磨きました。磨いているうちにコンパウンドがだんだん乾いて固形化してきますが、そのような状態になったら仕上げとしてやはり乾いたボロ布で一気に拭き上げると一段階終了です。細目のコンパウンドだけでも耐水ペーパーでの研磨でできた傷が見えなくなり、擦りガラス状から透明になります。

その後同様に中細、極細と細かい目のコンパウンドでの磨きを繰り返すと磨き工程は終了です。

いかがですか?

左側がコンパウンド終了後です。右側の最初の写真と比べるとライトだけ新車になったように見えませんか?
車検には十分すぎる出来栄えです。

もう片方の目もこの通りです。

コーティングとまとめ

ヘッドライトカバーの黄ばみを取る耐水ペーパー研磨作業とコンパウンドによる磨き上げ作業はこれで終了ですが、この状態だと紫外線ですぐに表面が劣化するとの事なので、保護用にコーティング剤を塗布しておく方が良いようです。手元にコーティング剤が無かったので、今日の作業はここまでにして、後日イエローハットでコーティング剤を買ってきて塗布予定です。

さて、両ライトカバーを磨き上げてかかった時間が約1時間少々。費用は全て以前からの持ち合わせで0円でした。仮に手持ちがなかったとしても、耐水ペーパーはホームセンターで1枚100円程度、コンパウンドは3本セットで700円ぐらいです。コストも時間もかからず、今回の作業は大満足です。みなさんもヘッドライトが暗くなりだしたら一度お試しください。

DIY

Posted by Sorato