やっぱりペブルビーチは素晴らしい

2021年2月23日

アウトドア派の私は歳のせいもあり起床時間は早い方です。太陽が出ると寝ていられないたちで、つまり日の出とともに起きてしまう。今朝は雨で暗かったので朝日に起こされることもなかったですが、やはり早起きしました。それは海外ゴルフの中継を見るためです。コロナ禍で国内男子ゴルフは試合数が減ってしまいましたが、アメリカのPGAツアーは無観客ながら毎週試合を実施しています。そして今週はあの有名なペブルビーチが舞台なので楽しみにしていました。

私はPGAツアー中継を見るのが好きです。その理由はゴルフの質が高いこと、ビッグネームの誰かが毎試合優勝争いしていて面白いこと、そしてゴルフ場がとんでもなく美しくて見ているだけで気持ちが良くなることです。コースやグリーンの鮮やかな緑色、そして透けるように青い空などは日本のゴルフ場とは比較にならないほどの美しさがあります。特にペブルビーチの景観は世界一と言われるだけあって、早起きして見たいと思ったわけです。残念ながら今日の天気は曇りがちで、カリフォルニアの青い空は見られませんでしたが、やっぱり美しいゴルフ場でした。

世界のゴルファーが一生に一度はプレーしてみたいペブルビーチゴルフリンクスですが、実は私はプレーしたことがあります。今から30年以上前に数年間カリフォルニアに住んでおり、その時に友人とプレーしました。米国には完全にプライベートなゴルフコースがいくつもありますが、ペブルビーチはセミパブリックで日時に拘らなければビジターでもプレーできたと思います。当時は若いこともあり、飛距離はそこそこありましたが、何せ方向性が良くない。海や邸宅に何発も打ち込んだ記憶があります。ペブルビーチはリンクスコースで海岸線に沿ったホールが有名ですが、実際は半分のホールが林の中にあってすぐ脇に別荘が並んでいます。初心者ゴルファーがスライスボールを打つと簡単に別荘の庭に打ち込んでしまいます。

私の記憶に強く残っているホールに海に突き出た岬に向かって打つショートホールがあります。非常に短いけど風を読むのが難しい名物ホールです。私がプレーした時は80ヤード程度しかなかったと記憶していますが、やはりワンオンできませんでした。何とかグリーンに乗せてやろうと思い4回挑戦しましたが結局ワンオンできず、本当に難しさを実感しました。海越えのティーショットをするホールも2ホールあったと思います。これらのホールは当たり前のように海にボールが消えてゆきました。良かった記憶もあります。全米オープンをするゴルフ場です。ガードバンカーの深さが背丈ほどありグリーンも小さい、そんな難しい所でバンカーショットがピンに絡んだホールもありました。でも全体としては非常に美しいゴルフ場だったけど非常に難しかったという印象です。もう一つ悪い記憶として、この時に生まれて初めてシャンクが出たことがあります。それ以降定期的にシャンクが出て悩んでいることを考えると、私のゴルフの苦悩の原点がペブルビーチだったのかも知れません。

本当に懐かしい記憶です。一度しかプレーしていないゴルフ場なのに、テレビ中継でホールの映像を見ているだけで30年以上前の記憶がまるで昨日のように蘇ってきます。当時、本当に強い印象を受けたのでしょうね。

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Posted by Sorato