どこかへ出かけたい – 伊豆大島??

今朝は雨模様ですが、ここ数日は少し風が冷たいものの日向は春本番の暖かさです。先週末には東京地方に春一番が吹きました。そして天気予報によれば今週末は最高気温が20℃まで上昇して大型連休前のような暖かさになるとのことです。

気候が良くなると遠出をしたくなります。コロナ禍はまだ終わっていませんが、オミクロン株の重症化率はそれ程高いわけでもなく、また西洋各国はすでにインフルエンザや風邪と同等の扱いでマスク着用義務などを撤廃しています。国内でも大都市圏を除いて昨日からまん延防止等重点措置が解除され、国外からの入国も緩和されつつあります。ワクチン接種を条件にした「Withコロナ」下の観光も徐々に回復してくるのでしょう。私は3回目のワクチンも打ち終えたので、オミクロン株の次の変異株が大流行しない限り、感染対策をして旅行に出かけてみたいと思っています。陽気につられて旅行の計画を考え始めました。

春先の旅行はどこが良いか? 3月はやはり春を感じられる所に旅行したいものです。東北方面は桜前線には早過ぎ、また雪の心配もあるので時期尚早。上信越方面も少し雪の心配あり。そうかと言ってこの季節は大型連休の頃ほど活動的ではないので、関西方面への長旅という気分でもない。となると月並みですが近場の房総か伊豆辺りしかない。でも房総も伊豆も既に何度も行っており、今一つ乗り気がしない。そんな思いで地図を眺めていてハッとひらめきました。春を感じられてまだ一度も行ったことの無い場所 がありました。それは伊豆大島です。大島は何といっても椿が有名です。木へんに春ですから、まさしく今が旬です。早速ネットで調べてみました。すると1月末から3月末までは椿祭りが開催中とのこと。島なので行き帰りの足が面倒と思っていましたが、高速ジェットフォイルが運航しているので熱海から約1時間。竹芝桟橋からでも2時間で着きます。余談ですが千葉の館山からでも1時間で着きます。館山は東京よりずっと東、そして伊豆大島は東京よりずっと西に位置していて離れているイメージですが、地図で確認すると館山は東京のほぼ真南で大島は遠くありません。館山発のジェットフォイルは実際には竹芝発が館山経由するようです。"千葉は東京の東"という固定観念は恐ろしいものです。そしてビックリしたことに東京から日帰りバスツアーも出ています。それも1万円そこそこで。こうなってくると、大島観光は新宿発の日帰りのいちご狩りツアーとあまり変わりません。島への観光という特別感は自分自身の思い過ごしだったようです。

さて大島バスツアーの詳細を見てみると、朝8時過ぎに竹芝桟橋を出港して11時前に大島着。バスで椿祭りのメーン会場の椿花ガーデン、三原山山頂展望台、大褶曲断層面を観光し、午後3時半ごろに大島を出港、そして東京に5時過ぎに着くようです。観光途中にホテルで昼食も付いていてかなりお得なツアーです。さすがに日帰りなのでアンコ椿で有名な波浮の港まではカバーできていませんが、一応ツボは抑えたツアーになっているようです。

私がこの日帰りツアーを利用するかどうか、まだわかりません。折角行くなら波浮港はもちろんのこと、三原山の火口トレッキングや裏砂漠も行ってみたい気持ちがあります。やはり一泊する方が無難なように思えます。しかし少し調べただけでも伊豆大島は身近で気軽に楽しめる観光地ということがわかりました。今年の春旅の第一候補になりました。