この先のインバウンドに期待して良いのでしょうか??

2022年5月11日

ゴールデンウイークもあっという間に終わってしまいました。今日も窓の外は雨模様です。ゴールデンウイーク中も総じて雨がちだった印象です。例年ならばもっと晴れの日が多かったような… これから数日間も雨模様で梅雨の走りとか。個人的見解として、今年は走り梅雨からだらだらと雨模様が続いて、明確な梅雨入り宣言が出ないまま夏になるような気がしています。以前のように明確な季節の変わり目が見られなくなったと感じているのは私だけではないと思いますが……

さて、3年ぶりに何の制限もないゴールデンウイークは、さすがにどこの観光地も混雑したようです。この期間は「県民割」が適用除外されていましたが、結果的には国民のどこかへ行きたいという願望が強く、県民割は“あったら得”程度のもだったようですね。

さて私が関係しているインバウンドは、6月になると段階的に観光目的の外国人の入国を緩和するという報道もされており、大いに期待したいところですが、実際に海外からの観光客のガイド依頼情報がちらほら目に付くようになってきました。インバウンド関連の求人も増えています。TVニュースでは、浅草の人力車の運行会社で英語のガイド研修も復活したと伝えていました。でも同時に、海外の観光客がマスクを付けずに街中をうろついたり土産物店やレストランに入って来たらどうするのか、という問題提起もしていました。コロナ禍に対する考え方はそれどれの国で大きく異なり、統一された基準がありません。“郷に入ったら郷に従え”と日本のマスク習慣を押し付ける訳にも行かず、ガイドさんが苦労するのでしょう。

今気がかりなのは、コロナ感染者数のリバウンドです。ゴールデンウイーク明けに増えるのは確実ですが、その増え方次第ではインバウンドの復活も“絵にかいた餅“で終ってしまうかも知れません。

通訳案内士

Posted by Sorato