最高の花見スポット – ちょっと贅沢ですが
先日、花見に行ってきました。このご時世に「わざわざ人ごみに行くなんて」とお思いかもしれません。ニュースを見ていると確かに上野公園や目黒川には花見客が押し寄せて密状態です。でもソーシャルディスタンスを保てて最高の花見スポットは(ある意味?)割と身近にありました。
写真を見てお分かりと思いますがゴルフ場です。ご覧の通り、こんなに桜が咲いているのだけど完全にソーシャルディスタンスを保っての花見です。前の組とは250ヤード空いているので間違いなく“疎”です。そして常緑の松と芽吹き始めた芝生が、ソメイヨシノの白っぽいピンク色を際立たせます。緑色とのコントラストは最高ですね。
Rakuten GORAというゴルフ場の予約サイトでは「桜が美しいゴルフ場」という特集が組まれています。わざわざ特集を組むぐらいだから、ゴルファーにとってこの時期は、やっぱり桜を見ながらプレーしたいという要望が強いのでしょう。もっとも、この特集では関東圏だけで100近いゴルフ場が紹介されていますから、結局どこのゴルフ場に行ってもそこそこ綺麗な桜が楽しめるようにも思えます。
昨日の桜は満開から木によっては少し散り始めの状態でした。午後からは少し風も出てきたので、桜吹雪も見事でした。桜吹雪の中でのティショットはなかなか絵になります。ただしスイングのフィニッシュが決まることが前提ですが。ただ困ったこともあります。まずミスショットして桜の木の下に打ち込んだ白いボールは地面に落ちた花びらと同化して見つけるのに苦労することです。またもっと大変なのは、グリーン上が花びらに埋め尽くされ、ボールマーカーがわからなくなったり、パットしたボールの軌道に悪さをしたり…。もっとも困りごとというほどでもない愛嬌ですが。
肝心のゴルフのスコアは見るも無残な結果でした。芝が揃っていない春先の難しいコンディションということを割り引いても、決して誉められたゴルフではありませんでした。スコアがあまりにも不甲斐なさ過ぎて、本当にゴルフではなくて“ちょっと贅沢な花見”でした。