この日の思い出を見てみよう
私のスマホはアンドロイドですが、その機能に「この日の思い出を見てみよう」という通知があります。一年前に撮った写真を呼び起こしてくれる機能です。普段は見向きもしない機能ですが、現在のようにコロナ禍で毎日を単調に過ごしていると、「去年の今頃は何をしてたっけ?」と見てみたくなります。
さて、一年前はどんな写真を撮っていたか? 調べてみると外国人と明治神宮の鳥居の所で撮った写真が出てきました。満面の笑みで日本観光を楽しんでいる姿です。今となっては信じられないような光景ですが、竹下通りにも訪日観光客が沢山写っていました。さすがに中国からの訪日客はほとんどいませんでしたが。一年前はコロナ禍がこれほど深刻になるとは誰も考えておらず、花見の頃そしてオリンピックになれば日本国中がラグビーワールドカップの頃にように外国人で溢れかえると思っていたのですね。
コロナの感染者数の低下傾向が続いて、関西では緊急事態宣言解除を一週間早めて2月末にすることを要請したとか。一方関東では感染者数は低下傾向にあるものの、下げ止まりの様相も見え隠れするので当初の予定通り3月7日までは緊急事態宣言を継続する方向で調整中とのこと。私個人的には、宣言解除を一週間早めたところであまり変わらないように思っています。むしろ関東の下げ止まりが気になります。緊急事態宣言が出て飲食店の営業が時短され、また人々が外出自粛をある程度行ったので、東京で一日あたりの感染者数が2500人レベルから300人レベルに減りましたが、今の自粛レベルを継続すれば感染者数300人レベルを維持してしまうような気がします。先週末から天皇誕生日まで間は2月と思えぬような暖かさで、多くの人が出歩いたことを考えると、2週間後は間違いなくリバウンドし、結局感染者1日あたり500人前後になるでしょう。そうなればオリンピックはできなくなるのではないでしょうか。今は腰を落ち着けて感染者数が100人を継続的に割り込む状態まで我慢すべきかと。
通訳ガイドとして今年の春も仕事なし、そして多分夏場も仕事がなくなりそうで悲しい限りです。
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