夕暮れの富士山

2021年2月24日

先日ゴルフに行った帰り道のこと。
茨城県の霞ケ浦の東側に位置するゴルフ場に出かけましたが、この時期にしては最高の天気でした。気温はそれ程暖かいわけではありませんが、風がほとんどない。それに朝から一日中雲一つない青空が広がっていました。
ゴルフが終わって帰りかけたのが夕方5時少し前。ゴルフ場から私の自宅へは夕日に向かっての帰宅となりました。その途中、夕陽が沈んだ直後の利根川堤防沿いの道からの風景です。

夕陽が沈んだ後に富士山がシルエットになってとても美しい。それに空の色が何とも言えず暖かい。冬場は晴れた早朝には都心から富士山が美しく見えることが多いですが、この日の夕暮れのシルエットは初春の暖かさを感じさせ、格別でした。

このような光景を見ると私は必ず江戸時代の人々の生活を思います。毎日、このような富士山の光景を見ながら生活していたわけですから、何と心豊かに暮らしていたことでしょうか。芭蕉や一茶が素晴らしい句を詠めたのは、日常にこのような美しい風景があったからに違いありません。

私は小さい頃は田舎で育っていますので、やはり自然の美しさが感じられるものが身近にあってほしいと思っています。この気持ちが旅行に出かけたり、山に登ったりすぐ原動力になっています。一歩進んでそのうち田舎に居を構えたいとも思っています。コロナ禍の疎開ブームもあって、なかなか優良物件探しは難しいようですが。

(追記)ちなみに2月23日は富士山の日だったようですね。タイムリーな話題でした。

天気

Posted by Sorato