確定申告の季節です
2月は確定申告の季節です。提出までまだ時間がありますが、そろそろ準備を始めています。と言っても2021年の収入は、オリンピック期間に行った通訳ガイドがらみの報酬、企業年金、それと雀の涙ほどの株式配当と譲渡益のみで、確定申告の準備と言うより昨年1年間の収入をEXCELでまとめているというのが本当のところです。
確定申告は今年で3回目になります。最初の年は退職後1年目で、給与から大幅に源泉徴収されていた所得税を取り戻すことが主目的でしたが、申告書作成に結構苦労した記憶があります。サラリーマン時代は全て経理部の給与担当者が行っていた作業を自分で行う訳ですから、それなりの知識が必要です。申告書に数字を記入するだけなので一度作成できれば決して難しいことではありません。しかし専門用語や専門的な言い回しが多く、それ等を理解するためにgoogle先生を次から次と渡り歩くうちに頭が混乱して嫌になる、本当にややこしいというのが実感でした。
国税庁のホームページにある「確定申告書等作成」ソフトでは、昨年度のデータを利用することができ、作成の流れも理解しているので、3回目の今年は簡単にできるだろうと高を括っていましたが、株式の譲渡益の部分で少し手を焼いています。普通は株の譲渡益の申告も複雑ではありません。譲渡益に対する所得税と地方税は証券会社で源泉徴収されていて、それらのデータは全て年間取引報告書に記載されています。また電子ファイルでも提供されるので、上述の国税庁の作申告書成ソフトで電子ファイルを読み取れば、自動的に申告書に転記されます。しかし気を付けなければならないのは、これは証券会社の特定口座での取引のみであることです。私は昨年2月から株の取引を始めましたが、最初よくわからずに一般口座で取引を行い、途中から特定口座に切り替えた経緯があります。証券会社の一般口座では税計算やの源泉徴収がされず、自分で確定申告をしなければならないのです。私の場合一般口座と特定口座の両方から取引を行っているので、一般口座での取引は全てを自分でリストアップして税計算を行う必要があります。少額の数十回の取引ですが、全ての取引記録をまとめるとなると結構手間がかかります。これは大失敗でした。これから株を始める方がいらっしゃったら、間違わないように特定口座で取引してくださいね。
まだ申告書の作成途中なのですが、申告書を作成し終わって問題が無ければe-Taxで電子申請することも考えています。
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