2度目のカテーテル手術
一昨日、2回目のカテーテルによる冠動脈ステント留置手術を受け、昨日退院しました。心臓のCT精密検査を受けて冠動脈の狭窄が見つかり、緊急のステント留置手術を受けたのが10日前、その時には処置できなかったもう一つの狭窄部への2つ目のステント留置手術です。
今回は手術前日入院でしたが、2回目ということで勝手は承知しており、気分的には楽でした。昼過ぎに入院手続きを済まし病室に行くと大部屋はガラガラで、こんなに空いているんものなのだと思っているのも束の間、数名の患者さんが次々と入院してきました。大部屋なので耳をそばだてなくても看護師さんの声はよく聞こえます。いずれの患者さんも私と同様に翌日にカテーテル手術を受けるようです。看護師さんが手術のスケジュールや注意点を説明されますが、こちらは既に経験済みで、全てわかります。変な優越感が湧いてきました。こんな優越感は誉められたものではありませんが…
手術は先日と同様に、テキパキと進み30分程度で終了。あとは病室に戻ってカテーテル挿入口の手首の動脈部の止血を待つのみです。そして点滴。といっても点滴は生理食塩水。手術に用いた造影剤を排出するための水分補給とのことなので特段の心配なし。術後は食事も摂れるし、トイレへの歩行も制限なし。冠動脈の狭窄という重い症状に対する処置としては、信じられないくらい容易(と勝手にこちらが思っているだけで、執刀する先生は大変なのでしょうが)な手術でした。
することも無いのでネットサーフィンしていると、タレントの関根勤さんがやはり冠動脈狭窄でステント留置を受けたとの記事が見つかりました。何でもテレビ番組の企画で心臓ドックを受けたところ、本当に冠動脈狭窄が見つかり、急いでカテーテル手術を受けたとのこと。やはり2カ所の狭窄は共に75%以上で、2年以内に何かが起こると言われたとか…どこかで聞いたことのある話ですね。お医者さんは「2年以内…」が好きなのかもしれませんね。
翌日は午前中に退院となり、ステント部に血栓ができないように抗血小板薬が、また高血圧と高コレステロールの薬も併せて処方されました。今後は3ヵ月後のフォローアップ。狭窄が取り除かれて心筋への血行も良くなるので心機能の回復も見込まれるとのこと。生活は特段制限は無し。もちろん塩分とコレステロールの食事は注意せよとの厳命はありましたが。ゴルフも山登りも無理のない範囲では問題ないとのこと。血行を活性化するためにもウォーキングはすべきとのことなので、ゲストを都内案内するインバウンドツアーは問題なさそうです。
大変忙しい2週間でしたが、病気も一段落し来週には普段の生活に戻れそうです。
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