彦根城と長浜市内 – 関西旅行(5)

関西旅行四日目は午前中に彦根城と彦根市街を観光、そして琵琶湖沿いをドライブした後、長浜に立ち寄って帰路につきました。

彦根城は井伊家の居城で江戸時代の天守を現存している5つの国宝のお城の一つです。ちなみに他の4つは姫路城、松本城、松江城、犬山城です。駅から彦根城まで地図上では近そうに見えるのですが、実際に歩くと結構あります。

JR彦根駅ではひこにゃんが道案内をしています。

駅前はやっぱり井伊直政の像です。彦根の人は井伊家と彦根城が誇りなのでしょうね。

彦根城の観光は天守と博物館と玄宮園という大名庭園が見どころですが、それに加えて忘れてはならないのが「ひこにゃん」です。ひこにゃんは30分間の登場スケジュールが掲示されていて、それに合わせて観光客が集まってきます。私が訪問した時は博物館の中庭でした。観光客の数もそれほど多くなく、苦労せずに写真もたくさん撮れました。

彦根城の天守です。天守そのものはけっして大きいわけではありません。同じ国宝と言っても大きさだけだと姫路城とはちょっと比較はできないかな。

玄宮園からの彦根城です。庭園と城は良く似合います。

ひこにゃんはみんなの人気者でした。

お城の南西側の京橋口から場外に出ると、夢京橋キャッスルロードという土産物屋や食事処が白壁と格子の江戸時代の町屋に統一された通りがあります。城下町をイメージして作られた場所で、写真映えするところです。こちらも観光客が少なく、また昼時でも閉じている店が多くて写真にすると少し寂しい感じでした。

彦根からは琵琶湖の東岸沿いを長浜までドライブしました。海岸と違って湖沿いは波も穏やかで景色が良くて住みやすそうな場所です。
長浜に入ると湖に突き出た岬のようなところが公園になっていて再建された長浜城が歴史博物館として建っています。城の形をしているだけで歴史的な建物ではありませんが、山城が多い中で湖に面した場所に城があったことは興味深いです。

長浜の観光で外せないのが、江戸から明治時代の歴史建造物と町並みを活用した「黒壁スクエア」という旧市街です。その中心にあるのが黒壁ガラス館です。黒漆喰の建築で、黒壁1號館として明治時代から銀行だった建物を改装してガラスショップとして生まれ変わっています。ガラス館の周りの約30の黒壁建築がギャラリーやレストランとして集まっており、今回の旅行の中で最もにぎわっていた場所でした。

左の写真が黒壁ガラス館です。その対面に黒壁5號館があります。

長浜観光を終えて、名神、新東名、首都高を経由して帰途に着きましたが、日曜日だったのでお決まりのように東名大和トンネルで大渋滞。結局家までは6時間かかってしまいました。「ちばらぎ」の住人が関西へ車で旅行する時は東京を通過せざるを得ないので、この渋滞だけは避けられないですね。

三泊四日の旅行で用事を考えると三日の観光でしたが、ずいぶん盛沢山の旅行でした。

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Posted by Sorato