今日は穀雨です
4月も後半に入って、桜の花から新緑の季節にさしかかりつつあります。GWを控えて心がウキウキする季節なのですが、今一つ晴れやかな気分になれない。どうしてでしょうか。
一つはやはりウクライナ情勢です。毎日ニュースでウクライナの戦況を伝え聞くと、遠い国のことではありますがやっぱり心が痛みます。二つ目はコロナ禍です。オミクロン株BA2は重症化率が高い訳ではないものの、感染者数が高止まりしていて、外出や旅行には少し躊躇してしまいます。今日のニュースで米航空各社がマスク着用義務を撤廃したことを伝えていますが、一方で中国上海ではゼロコロナを目指して外出規制していると報道されています。個人的には集団免疫ができつつあるように思っており、一昨年のような極端な恐怖感はありません。でもやっぱり一抹の不安はつきまとってしまいます。そして気分が乗らない三つ目の理由は天気です。ここ数日は曇りがちな天気が続いていて今朝も雨模様で空はどんよりしています。
気温変化が激しい今年の春ですが、今日4月20日は二十四節気の「穀雨」です。読んで字のごとく穀物を潤す雨です。これから夏に向かって穀物が元気に育つように、水分と栄養を恵む雨の時期です。暦の上でも天気予報でもこれから当分は雨予想ですが、せめて雨は二日に一回にしてほしいものです。農作物には雨だけでなく太陽の光も重要なのです。 人間も同じですね。
雨模様で肌寒く外出する気分にはなれませんが、我が家の庭は花のシーズンを迎えつつあります。ハナミズキが咲いています。バラも咲き始めました。牡丹の蕾も膨らんできました。穀雨は花のシーズンでもあります。でも雨に濡れる牡丹よりも日の光に包まれた花に蝶々が舞っている方が私は好きですが…..