忘れた頃の株主優待券

今日、何気なく郵便受けを確認したらビックカメラからの封書が届いていました。株主優待券です。今年2月に私が株を始める際に株主優待目当てで買ったビックカメラ株100株に対するプレゼントです。以前ネットで「株主優待券は忘れた頃に届く」というような記事を読んだことがありましたが、全くその通りでした。2000円だから電化製品を買うには少額すぎますが、ワインなら少し足しかけると2本買えそうです。忘れていただけに、得をした気分になりました。
また更にうれしいことに100株に対する配当も500円ありました。株を買うということは、投資しているわけなので配当をもらうのは当たり前なのですが、株を買う際に優待券のことしか頭になかったので、おまけで500円付いてきた感覚です。本当は配当のおまけに優待券が付いてきたという方が正しいのでしょうが、金額的には配当がおまけです。配当は税金が2割減額されるので手取りはもっと少なくなるわけだし…。

2月に初めて株を買った後、株の売買を何度か行いましたが、最初のドキドキ感はもうほとんどありません。どの株を買って良いかわからないので、東証一部の大企業に絞り20万円で200株買える株、つまり1000円以下の株を探すと40社程度しかなく、その中で名前を良く知っている会社、そして売買手数料を差し引いても儲かるぐらいに株価が動くものを探すと数社になってしまいます。その中で一社を選んで200株を購入したとして、仮に株価が10円上昇すれば2000円のプラス。そして約2割400円の税金と300円程度の手数料を差し引くと結局1300円のプラスにしかなりません。朝からパソコンの画面に一喜一憂しながら数時間かけても時給は数百円止まりです。しかも株価が一日で10円上昇するのはかなりラッキーな時で、通常は数円程度、悪ければマイナスになるわけですから、リスクの割には儲けが少なく、はっきり言って割に合うものではないように思えます。私の投資額だと一日頑張って勝った場合でもほとんどは数百円のレベルです。結局ディトレードで生計を立てている人のように桁が違う額の売買をしないと「株をやっている」という実感は得られないように思えます。だから20万円程度で株をするなら、やはり優待券目当ての方が楽しいかも知れません。

お金のこと

Posted by Sorato