やっぱり株は大変
2日前、先週の金曜日のこと。きっと大規模に株をやっている人は大変だったのでしょうね。日経平均が1200円以上の大暴落で、これは2016年6月以来4年8か月ぶりとのことです。昨年のコロナが始まった頃に毎日大暴落していた記憶があるのですが、一日の下落幅はそれ以上ということですから、本当に大暴落なのですね。
私は株主優待を期待して先日初めてビックカメラ株を100株だけ買いました。権利落ち日の木曜日に売るつもりだったのが、取引終了前に少し値が上がりだしたので色気を出して持ち続けてしまいました。その結果で大幅な評価損となってしまいました。この負けは3000円程度なのですが、非常に悔しいです。思案を重ねて自分で初めて選んで買った株だからなのでしょう。しかし現時点で負けを認めたくありません。米国の金利の関係で今後さらに株価が下がる可能性もありますが、もう少し持ち続けて様子を見るつもりです。
さて金曜日の株大暴落では、実はもっと大きな損害を被っています。というのは会社員時代に給料から天引きで買っていた持株会の株が30年ぐらい積み上がってそこそこ保有しているのです。この株の値下がり率はそれ程でもなかったのですが、保有株数が多いので一日で1万円を超える額がすっ飛んでしまいました。一日の損失という意味ではこちらの方が比べ物にならないくらい大きいのです。
でも不思議なことにこの負けのダメージはそれ程感じていません。というのも、持株会で購入した株は過去において一度も売買をしたことがないのです。バブルの時もリーマンショックの時も会社が合併した時も、積立金額を変えることなく同額を買い続けて、会社を辞めてからも運用をしたことはありません。つまり一度も勝負をしたことが無いから、たとえ株価が上下して評価が変わったとしても勝った負けたという気持ちにはつながらないようです。株の所有を本当にその会社の事業への投資と考えると、日々の株価の変動など気にならず、これが本当の資本家の考え方なのでしょう。と考えると私は20万円を元手に始めた日々の株価に翻弄されるセコイ投資家でもあり、株価には惑わされない立派な投資家でもありそうです。
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